スペインがワールドカップ 南アフリカ大会で優勝しました。
よく知られている事ですが、スペインはメジャーなクラブを有するサッカー王国です。
有名どころでは、 レアル マドリード(REAL MADRID) や FCバルセロナ(FC BARCELONA) 等が知られています。
そういえば、翼君もFCBに所属していましたね(笑)
レアル マドリードにはメジャーどころでは、かつてイングランド代表のベッカムも所属していましたし、
今回のワールドカップ出場選手では、ブラジル代表 カカ とか ポルトガル代表 クリスティアーノ ロナウド とか
スター軍団などと言われる事もあります。
バルセロナも負けておらず、かつては マラドーナ が所属していた時期もありますし、ロナウジーニョも長く所属していました。
今回のワールドカップ出場選手では、 ピケとプジョルのセンターバックコンピとか、決勝点をあげたイニエスタとか、アルゼンチン代表のメッシとか、結構なスターが集まっています。
そんなスペインが今までワールドカップではいまいちな成績であったのには色々な原因が挙げられていますが、結局は仲が悪かったという事のようです(笑)。
スペインという国は、どうやら日本と比べると恐ろしい程に地方分権が進んでいるようですし、地方によってはスペインではない、別の国ぐらいの文化的、意識的な違いが顕著なようです。
日本では大抵の場所で日本語が標準ですが(沖縄等の一部を除いて)、バルセロナのあるカタルーニャ州ではカタルーニャ語も使われますし、バスク地方ではバスク語も使われます。
そういう下地もあって、バルセロナの人はスペイン自体に反骨というか、アンチな精神を持っているようです。
多分、大阪人が東京人に持つアンチ精神以上に。
ワールドカップ決勝前に、バルセロナ市民のおばさんにしていたインタビューを見ていると、
「バルセロナでは、普段はスペイン国旗を掲げる事に抵抗がある」と言っていたぐらいなので、相当なものです。
そんな訳で、レアル 対 バルサ の試合は 阪神 対 巨人 以上に盛り上がるものらしいのです。
そんなスペインが、今回はどうやらまとまったみたいです。
というのも、監督がとてもすばらしい手腕を持っており、レアル出身ながらバルサ式のサッカーとバルサ出身選手の活用を行ったからとみられています。
無敵艦隊 と言われながらも 永遠の優勝候補 などと揶揄されていたスペイン代表が、ワールドカップで優勝できた事は、スペインを旅した事のある私にとってもうれしい出来事です。
日本代表選手にも、スペインリーグ(Liga Española)からスカウトされるのではないか? などというウワサもあるみたいですね。
世界で最も強い代表チームの母国でプレイする事は、日本代表が、さらなる高みに上がっていく為にも良き事なのではないかと思います。 とても楽しみです。
スペイン優勝おめでとう。