スペイン 旅行 レポート

砦．．．まるでダンジョン

アルカザバは、 「砦」 というような意味らしいです。

他の地域にも、やたらと アルカザル(Alcazar)が出てきます。
アルハンブラの砦がアルカザバなのは、多分、方言とか古語とか、そんなもんなんでしょう。
日本語でも東京と大阪では同じ日本語でも全然違ったりするのですから、これぐらいの違いはなんでもありません。

入口でのチケットチェックを受け、アルカザバ内部へ侵入です。

．．．まるで 迷路 のようです。
城壁やら塔やらが入り組んでいます。
さすが、砦。
RPGならば、宝箱多そうなダンジョンです(笑)

あちこち迷いながら、一番奥の塔の上にたどり着きました。
眺めが最高 です。
グラナダを一望できます。

アルバイシン地区の方向を眺めると、山に沿って作られている城壁や、「世界遺産に登録してもよいのでは？」と思える城のような建物が目に入ります。

アルカザバが、アルハンブラ宮殿の中では一番古い建造物だそうで、なるほど、歴史的な雰囲気を醸し出しています。

戦争の時代に生まれていたら、この砦を落とすのはとんでもなく難しい作戦になったと思われます。
平和な時代にうまれて、のほほんと砦の内部まで観光で訪れる事ができるというのは、幸せな事なんだと思います。