スペイン 旅行 レポート

サグラダファミリア教会 (聖家族教会)(Sagrada Familia)

またこんなものを...

まだ工事中

バルセロナといえば、サグラダファミリア教会教会(Sagrada Familia)です。
今回の旅行の一番の目玉と言ってもいいかもしれません。
そこへ、到着したその日に訪問してしまうという贅沢。
『楽しみを後に取っておく』などというブルジョアな考えは全くありません。
私は、美味しいものから食べて行く主義です。

さてさて、カサ・ミラから一旦ホテルへ戻った我々一行は、こんどはサグラダファミリアへGO!
時差ぼけとかは、特に無い様でした。

うーん、 The ガウディ って感じの、教会とはとても思えない禍々しさというか、俗な感じが人々にエクスタシーを与え続けてながら、 あと200年程で完成するんちゃうの? という、スペイン的いい加減さによって、程よいアンニュイさがコーティングされているのに、よりによって「聖家族教会」などという清楚な名前を付けられている所がアンバランスでメロメロになりそうです。

それにしても、教会なのに入場料を8ユーロも取るところは、さすがガウディです。
塔に登るには、さらに中で 追加2ユーロ 払う必要があり、この現金なところはなんだか見習わなくてはならない気がします。

「この調子では、 バルセロナで破産 しそうだなぁ...」
ぼんやりとそんな考えは浮かんでいましたが、それは旅で来ているという弱みです。 払うしかありません。
なかなか、スペイン人 腹黒 ...商売上手です。

ただ、ここまで来て塔に登らないくらいなら、 死んだほうがマシ でしょう。
そして、同じ想いの連中で教会内にはトグロがぐるぐると巻かれているのでした。

まぁしかし、ニューヨークのワールドトレードセンターが存在する間に登る事ができた私にとっては、
「もしかしたら、次にバルセロナに来たらサグラダファミリアは無くなってしまっているかもしれない...」
という不吉な予感がぬぐい切れません。

後悔だけはしたくないので、塔の先端まで登ってきました。
感想は「阪神大震災クラスの地震が今来たら、俺は死ぬなぁ...」

あんな建物が100年以上も建っているという事は、スペインにはあまり地震がないのでしょう。
うらやまし限りです。

そういえば、スペイン版新幹線AVEが地下を通る予定らしく、振動で倒れるだの、大丈夫だのという議論が当地ではなされているらしい...
地下に鉄道通ったぐらいで倒壊するのか??
基本設計が古いので、それはそんなもんなのかもしれませんね。

ところで、やっぱりおもうのですが、こんな宗教施設でも世界遺産になるのなら、 PLタワー なんか、文句なしで世界遺産確定やろ??
...世界遺産はヨーロッパ贔屓なんだなぁと、思ったり、思わなかったり...

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