ホテルへ帰ると、夕ご飯の時間になってきた。
さて、どこへ行くか・・・
台湾資本で日本にも支店のある鼎秦豊(ディンタイフォン)へ行こうかなと思っていたのだけれど、ちょっと趣向を変えて、24時間営業でいつも混んでいるというウワサの金鼎軒へ行くことにした。
タクシーを呼んでもらおうとフロントへ行くと、ナゾの理由で拒否されたので、大通り(東直門北小街)へ出て捕まえた。
しかし、ひどい渋滞。
結構時間をかけて金鼎軒へ。
入口でボーイが席待ちの客を受け付けていたので、「2名」と頼むと「10分待ち」との事。
店前の椅子で待っている間に店のネオンに電気が入り、千と千尋の神隠しに出てきそうな建物はキンキラキンになった。
店の中に入ると、すごい混雑。
席に着くと、メニューを5~6冊もくれる。さすが北京。わけわからん。
メニューは写真入りでとてもわかりやすく、中国語が喋れないこちらとしては、とても助かる。
注文は妙に自動化されていて、メニュー番号を注文書に書いて渡すと、兄ちゃんがそれをオーダー端末にぶち込んでいく。
画面を見せて確認させてくれた。いいヤツだ。
OKを出すと注文完了。あとは待つだけで次々と料理がやってくるという寸法。
本場の中華は日本人に合わないという事をあちこちで聞いていたが、別にそんな事もなかった。
特別に美味いかというと、決してそうではないが、ふつうに美味しかった。
一体、北京で中華がまずいと言っているヤツはどこで中華を食べているのか??
ちょっと不思議になった。
後になってから、どこで食べるとまずいかわかるようになるんですけどね。
こうして、燕京ビールを飲みながら、夜は更けていった。
食べ終わってからは、そのままホテルへ戻って寝るつもりでタクシーを拾ったが「そんな狭い所には入れない!」と、まさかのホテルまでの送迎拒否。
結局、行くときにタクシーを拾った通りのあたりで降ろされた。をいをい。
そんなこんなでホテルに戻り、明日に備えたのだった。
タクシーで行ってくれないホテルって、ひどくない?
HISめ。
ところで、北京のホテルからネットに繋ぐと、twitter が見えないのだが、一体どうして??
金盾で制限されてるのかな?
google だけじゃないんだなぁ。