北京 レポート

世界遺産 紫禁城 後宮

神武門

皇帝と宦官と女たちの世界

さてさて、ついに宮殿の中に入ります。

景山公園から歩いて後宮側の神武門から入場します。

紫禁城は故宮とも呼ばれ、ユネスコの世界遺産に指定されていて、面積は725,000平方メートル。世界最大の宮殿遺構らしいです。
南北に961m 東西に753mの長さがあります。でかすぎ。
いまいち広さが掴めないと思うので、関西人らしい面積の比較で行きましょう。

甲子園の敷地面積が39,600平米ですので、紫禁城は甲子園18.3個分の広さがあります。
甲子園のグラウンドの広さは14,700平米ですので、紫禁城は甲子園のグラウンド49.3面分の広さです。
部屋数は9,000だと、ガイドは言っていました。いや、本当にそれぐらいあってもおかしくありません。

うーん、広い。

後宮側から入ったので、最初は区切られた場所が多く、そんなに広く感じませんでした、
特に、順貞門に入ってしまうと、普通の寺院みたいです。

ガイドの説明では、大外の神武門を入って、順貞門の前に年に1回か2回、位の高い貴族の娘が並べられ、皇帝が好きなだけ女子を選ぶのだとか。
なんと、うらやまし...もとい、なかなか厳しい選抜があったのですね。皇帝も大変だ。

うろうろして、長康左門を抜けると、なが~い回廊が続きます。
ここからしばらくは通り過ぎていくだけ。とても全てを見る時間がないので、メインの場所まで歩いて抜けていきます。
もったいない。

本当に紫禁城を全て見ようと思ったら、1週間位は必要な気がします。

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