新車の慣らし運転は必要か
新車を買ってウキウキした気分になると、
つい、飛ばしてみたくなるのが心情。
でも新車には ”慣らし運転” という儀式が必要だと言う人もいます。
現代の技術で、高精度に加工された工業製品である自動車やバイクに、もはや慣らし運転など不要。
そういう意見もあります。
さて、どちらが正解なのでしょう?
メーカーによる違い
メーカーにより、意見も違います。
私が調べた時点では、
トヨタ | 不要 | HP |
日産 | 必要 | HP |
ホンダ | した方がよい | |
マツダ | 特別に考える必要はない。 ロータリーエンジンは、した方がよい。 |
HP |
SUBARU | 必要 | HP |
だそうです。
ちなみに、BMWではディーラーで「必ず慣らし運転をして下さい」と言われた記憶があります。
BMW式 慣らし法
世の中には、BMW式慣らし法というのがあるらしい。
BMW評論家(という肩書きがあるのか?)の菰田清(こもだきよし)氏により推奨されているとか
走行距離 | エンジン回転数上限 | 速度上限 | 備考 |
---|---|---|---|
~300km | 2,500回転 | 90km/h | |
300km~500km | 3,000回転 | 100km/h | |
500km~1,000km | 3,500回転 | 超高速は避ける | |
1,000km~1,500km | 4,000回転 | ||
1,500km~2,000km | 4,500回転 | ||
2,000km~2,500km | 5,000回転 | ||
2,500km~3,000km | 5,500回転 | 意図的に回転数をある程度 (レッドゾーンの90%程度まで) 意図的に回す |
BMWというだけで、ナゾの説得力があります。
きっと、した方がよいのだろうなと思ってしまいますね。
シェイクダウン (Shakedown)
モータースポーツにおいては、完成したばかりのレーシングカーのテスト走行をシェイクダウンと言う。
これも慣らし運転の一種と言えるかもしれないが、レース用高速走行前提であるので、当然に一般車の慣らし運転とは異なる。
結論
どちらかと言うと、したほうが良いみたいです。
ただし、距離や回転数はメーカーや車種によっても違います。スバルみたいに(1000Kmまで4000回転以下)となっているメーカーもあり(BOXERエンジンは高回転型だから?)、その辺は自分で調べるしか無いようです。
昔のレガシーを運転した事があるますが、あのエンジンで2000回転以下とか無理です。(今は可能かもしれませんが)
一応、BMW式を参考にして、メーカーや車種ごとにアレンジすればいいのではないかと思われます。